28日に開催される明治安田J2第11節・町田戦に向け、大分のMF宮阪政樹が士気を高めている。
縦横に布陣をコンパクトに保ちボールサイドに密集する町田に対して、幅と奥行きを使ってのびやかに攻める大分は、相手の逆を突く狙い。中盤の底からボールを散らす宮阪のプレーが大きなカギを握る。
ボランチでコンビを組む丸谷拓也とともに、今季大分に加入してチームコンセプトにフィット。一方の町田もボランチを務める新加入のロメロ・フランクがチームのスタイルを強化している。宮阪とロメロ・フランクは山形でチームメートだった仲。「フランクが前に上がってきたらその背後にスペースが空く」と、かつての戦友とのマッチアップをイメージする。
宮阪はさらに「山形時代にヘッドコーチだったから相馬監督のサッカーも理解できている」と言い、やはり山形でチームメートだった中島裕希や松本でともにプレーした酒井隆介ら旧知の名も挙げる。「僕の知る限りで彼らのストロングポイントを抑えウィークポイントを突いていきたい」と、存在感で上回ることを誓った。
写真:ひぐらしひなつ
(大分担当 ひぐらしひなつ)
2018/04/27 13:39