
14日の前節・山形戦に敗れたあと、翌15日夕に中田仁司監督の解任を発表した横浜FC。本日19日の練習後には、今節・町田戦で暫定監督を務める奥寺康彦氏と選手たちが取材に応じた。
第35節に最下位の群馬に引き分け、前々節の福岡戦、前節の山形戦と連敗し、順位が8位に後退した。その中で「残り少ないJ1昇格への可能性を今一度奮起し、なんとしてもここからJ1昇格プレーオフに進出して勝ち上がるため」と、北川浩史代表取締役社長兼COOは中田監督の解任理由を説明している。
選手たちに知らされたのは15日の朝で、主将のMF佐藤謙介、副将のMF中里崇宏はともに「正直、驚いた」ものの、「ピッチでプレーしているのは選手。監督一人の責任ではなく、僕たち選手にも責任がある」(中里)と受け止め、「すぐに次の試合がくる。切り替えてやらなければいけない」(佐藤)と前を向いた。
後任は未定で、ヘッドコーチ格の増田功作コーチが19日までS級ライセンス取得講習会に参加しているため、20日に行われる町田戦へ向けての練習は、早川知伸コーチが指導。当初、試合も早川コーチが指揮を執るとしていたが、18日に奥寺氏の暫定監督就任が発表された。
横浜FCの代表を務める奥寺氏は、スポーツダイレクターを兼務し、S級ライセンスも所持している。シーズン終了まで指揮する可能性については「ゼロではない」としながらも、「そんなに(可能性は)ないと思う。後任は社長がリストアップしていて、ある程度メドがついているようだ」と、あくまで暫定であることを強調した。
残り5試合で、プレーオフ圏内となる6位との勝ち点差は3。このカンフル剤が吉と出るか凶と出るか。奥寺暫定監督は「必要なのはもう一回自信を持ってプレーすること。選手たちが危機感を感じてくれれば、また変わってくると思う」と意気込みを語る。
今季、副将を務めるFW三浦知良も「選手たちも内に込めたものがある。それを明日の試合で精一杯、横浜FCが昇格に近づけるように。プレーオフに入れるように、大事な一戦になると思う」と、町田戦へ気を引き締めた。
写真:芥川和久
(横浜FC担当 芥川和久)
2017/10/19 21:00