
7月30日、明治安田Jリーグワールドチャレンジ2025 presented by日本財団の試合前に、日産スタジアムで小学4〜6年生を対象にしたワークショップが行われた。
主催はJリーグで、テーマは「サッカー×サステナビリティ」。みんなが大好きなサッカーを通じて、地球温暖化について、そして未来の地球を守るために何ができるかを考えるきっかけを提供することが今回のワークショップの主題で、気候変動とサッカーの意外な関係や、Jリーグが再生可能エネルギー100%で試合を運営している事例などが紹介された。
体験型プログラムとして行われた「プラ干狩り」では、砂浜を模した空間に散らばった“プラごみ”を探すゲームを通じて、海洋プラスチックの問題に楽しく触れた。
また、スポーツ界で環境活動に取り組む「HEROs PLEDGE」のパートナーアスリートとして、元なでしこジャパンの近賀ゆかりさん、元モーグル選手の伊藤さつきさん、元スノーボード選手の橋本通代さん、元競泳の井本直歩子さんがゲストとして参加。子どもたちに声をかけながら、取り組みをサポートした。
参加者した子どもたちは特製のワークキットを手に、環境問題を自分ごととして考え、ワークショップで学んだ内容をもとに「サッカー×サステナビリティ新聞」を作成。最後に全員が「移動は自転車にする」「家でもごみの分別をしっかりやる」といった“アクション宣言”を発表した。子どもたちそれぞれが、未来の地球を守るために自分ができることを真剣に考え、言葉にしている姿が印象的だった。
『Jリーグ・サステナビリティ体験型ワークショップ』
主催:公益社団法人 日本プロサッカーリーグ
※本事業は日本財団の助成事業です。
体験型プログラムとして行われた「プラ干狩り」
スポーツ界で環境活動に取り組む「HEROs PLEDGE」のパートナーアスリートがゲストとして参加。元なでしこジャパンの近賀ゆかりさんらが子どもたちの新聞づくりをサポートした
(BLOGOLA編集部)
2025/08/06 09:24