日本代表で活動していたMF山口蛍とFW杉本健勇が、11日の午後練習からチームに合流した。山口がフルメニューをこなした一方、前日のハイチ戦で先発した杉本は、ランニングなどリカバリーメニューを行った。
フル代表初先発、初ゴールを決めた杉本は、ハイチ戦を振り返って「結果は残念で、内容もあまり良くなかった。勝たないといけない試合だった。相手は点を取ってから勢いが出できた。こっちがあと1点入れていればまた展開は変わっていた。自分自身、あと少しで決め切れなかったシュートもあるので、練習するしかない」と話した。
「代表初先発で初ゴール。結果は残したのでは?」という問いかけに対しては、「でも、もっと決められたし、勝ちたかった。悔しい気持ちのほうが強い。日本代表でプレーすることは一つの目標だったし、そこで点を決めることも一つの目標だったけど、まだスタートライン。ここからアピールする場はチームなので、Jリーグでまた結果を残していきたい」と今後のさらなる活躍を誓った。
また、今回の代表ウィーク中には、チームがルヴァンカップ決勝進出を果たした。G大阪との準決勝第2戦については「部屋で見ていた。一人で叫びました(笑)」という。
「たぶん、各々(C大阪とG大阪の選手たちは)一人で見ていたと思う。スタジアムに友だちが見に行っていて、『ヤバいな』と言ってきたけど、『絶対、セレッソが勝つから』とLINEした。ただ、1-1のままラスト30秒くらいになって。そうしたら、“もっている男、木本”が決めた。興奮しました。すげえなって(笑)」と“決勝進出”の瞬間の気持ちを明かした。
11月は、ルヴァンカップ決勝に、日本代表の欧州遠征も控えている。今後のプレー次第で、自身の可能性をどんどん広げていける大舞台が待っている。
(C大阪担当 小田尚史)
2017/10/11 18:38