昨季に続き大分を主将として率いるMF山岸智。J2第35節・岡山戦に出場すれば、前回ホームでの対戦に続き、2学年上のDF加地亮とのベテラン対決が見込まれる。「加地くんは以前ほどは激しくアップダウンする運動量はないかもしれないが、質は変わらずに高い。前回も彼のクサビが得点の起点となった」と警戒を強める。
また、千葉の生え抜きとしての後輩にあたるMF伊藤大介についても「アイツが小さかったころから知っているけど、パスが出せてゴール前にも絡める、良い選手に成長している。抑えなくては」と話した。
自身については「だいぶ暑さもおさまり体にキレが戻ってきた。相手を上回って得点につながるプレーをしたい」。片野坂知宏監督の右腕として昨季、J3に降格した大分に移籍加入。自身初のカテゴリーで優勝を遂げ、今季も未経験だったJ2で戦う。リーグ戦8試合を残し、チームはJ1昇格も狙える位置にいるが、「今季、積み上げてきたものをピッチで表現すれば結果はあとからついてくる」と、あくまでも本来の目的を見失わずに勝利を目指す。
写真:ひぐらしひなつ(エルゴラッソ大分担当)
(大分担当 ひぐらしひなつ)
2017/09/30 13:26