「より成長を望んで岡山に来ました」。昨季は大分で40試合に出場するもさらなる成長を求めて新天地へ向かうことを決めた伊藤大介は、開幕戦(岐阜2◯0)に先発出場して勝利に貢献。順調に一歩を踏み出した。
「チーム一丸となってやろうとしていることができた試合だった」と開幕戦を振り返る伊藤は、前線のコンビネーションにも手応えを感じている。押谷祐樹の下に片山瑛一と並んでプレーし、先制点を演出。「前の3人の関係が良かった得点だったし、(片山)瑛ちゃんには僕がボールを持ったら動き出してくれと言っていて、いいタイミングで動き出してくれた」と話した。
15日に行われる第2節はさっそく古巣の大分戦。成長した姿を見せたいところだが、伊藤はチームの勝利だけを考えている。「古巣うんぬんよりも、開幕戦に勝ってチームがいい雰囲気の中で迎える試合なんで、絶対に勝ちたい。開幕戦の勝利を次につなげていきたいという気持ちが強いです」。
(岡山担当 寺田弘幸)
2015/03/13 18:22