30日、9月初旬の代表招集に続いて、町田のDFキム・ソンギが再び朝鮮民主主義人民共和国(以降北朝鮮)の代表メンバーに選出された。今回の代表選出は10月10日に控えているアジアカップ3次予選・アウェイのレバノン戦に向けてのもの。前回のホームでのレバノン戦では出場機会を得られなかったものの、再びキム・ソンギは代表戦のピッチに立つチャンスを得た。
「選んでいただいて光栄です。アピールをして、少しでもチームの力になりたい」とキム・ソンギ。J2第35節・東京V戦の翌日にあたる10月2日にチームを離れて北朝鮮代表に合流する。
なお、離脱直前に控えている東京V戦は、前節の徳島で試合中に負傷交代した深津康太が出場不透明のため、深津の代役は東京V戦における一つの焦点になっている。
「一度チームを離れますが、ヴェルディ戦に気持ち良く勝って、週末の代表戦を迎えられるように、町田のファン・サポーターに勝利を届けたい」(キム・ソンギ)。
まずは町田での勝利を。代表合流を前に、キム・ソンギには成し遂げるべきことがある。
(町田担当 郡司聡)
2017/09/30 17:10