今季、日本での3年目に戦いに挑もうとしていた川崎Fのエウシーニョだが、開幕前のトレーニングマッチで右脛骨を骨折。開幕直前に離脱を余儀なくされてしまった。そこから約3ヵ月以上のリハビリ期間を経て、前節・横浜FM戦の翌日に行われた松本との練習試合で実践復帰。そこで精力的なプレーを見せると、先週末の横浜FMとのトレーニングマッチではさっそく得点を奪取し、完全復活をアピールしていた。
自身のコンディションについても「日に日に良くなっている」というエウシーニョ。今節・広島戦に向けても「スタートでまた出られた場合はチームの力になれればいいかなと思う」と強い気持ちを示した。
今週はご両親が初来日を果たし、初めて日本でのプレーを見せることになる。「このタイミングで来ることはもともと決まっていた。たまたまそのタイミングでけがが治って、ちょうど良くホームゲームが入っていることはうれしい」。「両親の前でゴールを決めたら…」という問いには「何かあれば」と笑顔を見せたエウシーニョ。今節は復帰後、即ゴールという離れ業に期待したい。
(川崎F担当 林遼平)
2017/06/16 19:34