30日の清水戦に向けて準備を行っている広島だが、どうしても4月のハードスケジュールに意識が傾く。「1か月があっという間に過ぎるでしょうね」と森崎和幸が話す4月は、8試合の公式戦が控えており、今シーズンの大きな正念場だ。
森保一監督は「選手を入れ替えながら戦っていけないと乗り越えられない。乗り越えた時に、必ず大きく成長できている」と話し、チーム一丸となって戦い抜く構え。
序盤戦はけが人に悩みながらの指揮となっており、「僕が焦って無理な起用しないように、自分にブレーキをかけていけないといけないと思っている」と腐心の胸の内を話すも、「新しく入る選手がどれだけやれるかを楽しみにしている」とも語った。
「(若手の台頭が)楽しみだと心の底から言えるのは、去年にノリ(石川大徳)や(清水)航平たちが出てくるのを見てきたから。これからもどんどん出てきてほしい」と期待し、4月に突入する。
(広島担当 寺田弘幸)
2013/03/27 19:32