
23日に行われたアウェイでのACLラウンド16第1戦・広州恒大戦で0-1と敗れた鹿島が、1日のオフを挟んで練習を再開させた。その中にはけがで遠征に参加できなかった西大伍と植田直通の姿も見られた。
ともに負傷が癒えた二人は「大丈夫です」と口をそろえる。特に、けがで練習を休むのは高校時代から通じても初めてだった植田は「自分でも信じられなかった」と振り返った。
遠征前、植田自身は「できる」と復帰に自信を示していたが、遠征はメディカルスタッフがストップ。ピッチに立つことはできなかった。しかし、そこについての後悔はなく、「メディカルの人たちを信じています。その気持ちを示すのはピッチだと思う」と復帰を早めてくれたスタッフへの感謝の気持ちと、第1戦のアウェイに帯同できずチームに迷惑をかけてしまった悔しさを第2戦にぶつけることを誓っていた。
(鹿島担当 田中滋)
2017/05/26 16:51