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　J2第9節・大分戦は0-1の敗戦を喫した。さらに守備の要アンドレ・バイアが2枚目のイエローカードで退場処分。今節・岡山戦は出場停止となる。

「長いシーズン、そういうことがあるのは分かっていた。出た選手が力を発揮してくれればと思っているし、そこは全然心配していない」と曺貴裁監督が話すように、不安は一切ない様子。

　そのCBの真ん中を務める第一候補となるのが、岡崎亮平だ。「出たら自分のやるべきことをしっかり試合でできるようにする。今季は試合に出なきゃいけないと思ってはじまった。こういったチャンスは大事にしていきたい」と巡ってきた出場機会へ気合い十分。

　湘南の守備面を見ると、ここ最近失点数が多く、安定しているとは言いがたい。その中で岡崎は今節をこう見据える。「クロスやセットプレーからの失点が多いので、しっかりはね返したい。自分が入って（失点）ゼロにでき、その守備面で貢献できれば、個人としてもチームとしても自信になる」。

　けがで出遅れたこともあって、スタンドで試合を眺めることが多かった背番号3。その悔しさをピッチで表現するために、これまでトレーニングに取り組んできた。「出た試合はゼロで抑える」。この言葉通り、岡山戦で5試合ぶりの無失点勝利につかむことができるか。