讃岐はこれまで、ベースの練習場が人工芝という環境でのトレーニングを強いられてきたが、このたび、その練習環境改善に大きな兆しが見えた。
高松市中心地からほど近い位置にあった高松市立屋島陸上競技場が今月23日に大幅な改修工事を終え、「屋島レグザムフィールド」としてリニューアルオープン。真新しく近代的で美しい競技場のフィールドエリアには天然芝。チームが待ち望んでいた好立地にある天然芝ピッチの練習場として使用できる環境ができたのだ。
27日がその新たなフィールドでおこなう初めての練習。選手たちは今節の敵地・松本戦に向けての実戦形式の練習を中心にみっちり2時間汗を流した。
北野誠監督は練習を終え、新たな練習場について開口一番「天然芝の練習場はうれしい。やっぱり気分も違う」と笑顔を見せると同時に、高松市郊外にある天然芝ピッチの香川県営サッカーラグビー場と併用することにより、練習環境が大幅に改善されることに大きな手応えを得た様子。
また、同競技場は最寄駅から徒歩4分とアクセスが良好ということもあり、「(トレーニングを)観に来てくれる人も多くなるし、ここだったら子供たちも観に来れる」(北野監督)とファンにとってもプラスの効果。
現在チームはリーグ21位と苦しんでいるが、これらのプラス効果によって調子が上向いていくことが期待される。
写真:松本隆志
(讃岐担当 松本隆志)
2017/04/28 17:49