25日に来日したG大阪のパトリックが28日、再ブレイクを誓った。
昨年のルヴァンカップ決勝を目前に右ひざ前十字じん帯損傷と右ひざ外側半月板損傷で全治8カ月の負傷。今季は選手登録から外れていたパトリックだったが、現時点で外国籍選手登録の枠が余っているために再登録される見込みとなった。
ブラジルでリハビリ中に3kg痩せ、ややスリムになったパトリックは「すごくうれしいね。再び家に帰ってきた感じがする」と笑顔。負傷箇所についてはもう痛みはないものの、長谷川監督によると「左右の太さがまだ違うので、けがをしたほうの筋肉を戻さないと再断裂の恐れがある。実戦復帰は6月以降」と慎重な姿勢を見せた。パトリック自身も「ピッチに帰ってきたときには、さらにパワーアップして『違う選手になったのではないか』と思われるぐらいのパフォーマンスを見せたい」と意気込みを口にした。
写真:下薗昌記
(G大阪担当 下薗昌記)
2017/03/29 10:00