8日、前日からトレーニングキャンプを行っているU-20日本代表が、FC東京小平グラウンドでFC東京と練習試合を行った。
今回の強化合宿の締めくくりとなる練習試合では、京都の岩崎悠人や川崎Fの板倉滉が先発メンバーに名を連ね、ゲームは立ち上がりから拮抗した展開で推移。それでも16分に広島の森島司が相手のペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得。自身でキッカーを務めた森島のシュートは一度は阻まれたものの、はね返りを自ら押し込んで先制点を奪い、U-20日本代表がリードして前半を折り返した。
後半に入るとU-20日本代表はメンバーを総入れ替え。今度はFC東京U-18の久保建英と磐田の小川航基が2トップで出場し、中盤では新潟でJ1デビューを果たした原輝綺、最終ラインでは湘南でJ2デビューを飾った杉岡大暉がピッチに立った。すると、53分に原の鋭いボール奪取から小川→久保とつなぎ、最後は久保が冷静にゴールに流し込み追加点を奪った。
試合をとおしてピンチはあったが、最後まで守備陣が踏ん張り結果は2-0。勝利を手にしたU-20日本代表の内山篤監督は「短い時間ではあったが、継続してやれているフィット感は出せた」と手ごたえを口にし、今回のキャンプを締めくくった。今後は3月下旬に海外遠征を実施。5月の本大会前には強化合宿を行い、5月20日からU-20W杯(韓国)に挑む。
(BLOGOLA編集部)
2017/03/08 19:26