金沢は20日のJ2最終節、アウェイで札幌と対戦する。他会場の結果次第では、勝ってもJ3降格が決定する厳しい状況だが、J2・J3入れ替え戦出場や自動残留の可能性も残している。
札幌の育成組織を経て15年まで札幌に在籍した古田寛幸は、「札幌も最終節で(J1自動昇格が)決まる。お互いに決まるということで、熱い戦いになる」と話した。古田はここまでJ2リーグ戦23試合に出場し、0得点2アシスト。定位置確保には至っておらず、前節・横浜FC戦はメンバー外。現時点で古巣戦の実現は不透明な情勢だ。
古田は「もちろん、チャンスがあったら出て活躍したい。でも、いまはチームの勝利が大事」としながらも「(札幌は)ずっとお世話になったチームなので、出て恩返しをしたい思いは強い。良い準備をする」と語った。
札幌戦のメンバー入りをつかみ取るため、古田は練習からアピールしていく。
(金沢担当 野中拓也)
2016/11/16 17:42