同学年で昨季まで同僚だった讃岐の高木和正について問われると、「あいつはタンク(ぽっちゃり)だから大丈夫」と冗談を交えながら話した近藤祐介だが、札幌時代に3年間をともに過ごした古田寛幸に話が及ぶと、「状態が良くないって聞いていたけど、この前(前節の磐田戦)も点を取っている」と目を光らせた。
攻撃的センスの塊が讃岐の前線の軸になりつつあることは理解している。警戒人物に対して、「(ドリブラーなので)湯澤(湯澤洋介)みたいな感じだと思う。右足は得意ではないので、右足で持たせて縦を切り、中に行かせられるような対応をしたい」と、対古田対策のイメージトレーニングが十分にできていることを近藤は匂わせた。
チームは3連敗中で、近藤自身は前節の大分戦の1失点目に絡んでいることから、今節に懸ける思いは人一倍強い。いつものように一滴も汗が残らないくらいまでハードワークし、「ホームで勝って、(悪い)流れを1回切りたい」(近藤)。
(栃木担当 大塚秀毅)
2014/08/01 19:11