10日、豪州代表が11日のロシアW杯アジア最終予選・日本戦に向けた前日会見を行った。会見にはアンジ・ポステコグルー監督と主将のマイル・ジェディナク(アストンビラ/イングランド)が登場した。
日本戦に向けて、ポステコグルー監督は「W杯出場のために重要な一戦になる。ホームでの試合で観客もたくさん集まる。良い試合をしたい」と語った。
また、“日本キラー”として知られるストライカー、ティム・ケイヒル(メルボルンシティ/豪州)についても触れ、「ケイヒルを日本戦で先発させるかどうかは、今日の練習を見て決めたい。彼は30分出場するだけでも危険なプレーをしてくれる」と話し、エースに信頼を寄せた。
また、ジェディナクは日本に敬意を払いつつ、明日の試合について語った。「日本をリスペクトしているし、長年のライバルでもある。日本戦はいつも重要な試合になる。日本の選手たちがどのクラブでどんなプレーをしているかも、大体分かっている。ただ、個々の分析よりもチームとして分析するほうが大切。明日の試合は接戦になると思う」。
これまで、W杯予選で過去に一度も日本に負けていない豪州。グループ首位に立つ強敵は、ホームでの必勝を誓った。
文:西川結城(エル・ゴラッソ日本代表担当)
(BLOGOLA編集部)
2016/10/10 14:47