昨年10月17日のJ1・2nd第14節・浦和戦で、史上最年少としてJ1通算500試合出場を達成したG大阪の遠藤保仁。そんな大記録を更新する可能性があるのが、次節のG大阪戦で出場すれば史上6人目の500試合となる浦和の阿部勇樹だ。出場すれば阿部は遠藤の35歳8カ月19日を更新し、最年少記録となる。遠藤自身は「(記録が抜かれても)特に思いはない。試合の数だけで評価されるものではないのでね」と数字にこだわらない遠藤らしい感想を口にした。
もっとも日本代表でも長年、僚友だった阿部については「賢い選手ですし、代表の経験も豊富。攻守両面でハイレベルな選手かなと思います」と最大限にリスペクト。また、阿部が積み上げてきた数字についても「多くの試合に出ているのはそれだけ評価されてきたということなので素晴らしい数字。ユースの頃から阿部ちゃんは試合に出てきたし、それだけ長く安定して試合に出られているのは阿部ちゃんのすごいところ」と賛辞を送っていた。
(G大阪担当 下薗昌記)
2016/09/30 20:49