現在3戦連続ゴール中で好調をキープしている讃岐の木島徹也だが、その好調の要因はどうやら“自然体”でプレーしていることにあるようだ。
「2点目も3点目のときもあまり(連続ゴールのことを)意識せずにできている。取れたら良いなという感じ」(木島徹也)
昨季は12試合出場でノーゴールだったが、今季はキャリアハイの7ゴール。昨季は少ない出場機会の中で危機感を感じるがゆえにプレーに焦りがあったことは否めず、その表情も常に険しさがあったが、今季はまるでそれらの憑き物が取れたかのようにのびのびとプレー。表情も別人のように明るくなった。これには指揮官の北野誠監督も「(今季の木島徹は)気持ちよくプレーできている。これまでのキャリアで初めてじゃないかな」と、その好転した変化を喜ぶ。
木島徹也自身、好調だからといって慢心はない。「ゴールが取れていることはうれしいけど、まだチームは安心できる順位ではないし、まだ点を取らなくちゃいけないという印象のほうが強い」と満足感はない。
4戦連続ゴールの懸かる今節の対戦相手は、10〜12年の3シーズンを過ごした松本。しかし、より気合いの入る古巣戦に対しても「倒したいというより、楽しみたいというほうが大きい」と、そのスタンスはあくまでも自然体だ。
写真:松本隆志
(讃岐担当 松本隆志)
2016/09/30 20:59