一時はけが人であふれていた今季の名古屋だが、ここに来て離脱者がほとんどいない状況となった。
以前から復帰している青木亮太などの長期離脱組に加え、今週には矢田旭らも本格合流。練習のピッチに姿を見せていない選手は体調不良の扇原貴宏のみとなり、今週のゲーム形式練習では複数の選手構成も見られている。
24日の囲み取材に応じたジュロヴスキー監督は「この2、3週間でけが人もいなくなった。選択肢はたくさんある」とコメント。今節・仙台戦に向けた必勝の言葉とともに「お互いの競争意識も芽生えると思うし、とても良い状態だ」と、今後に向けての健全な競争原理も期待した。
J1残留に向けて厳しい状況にあることは確かだが、チーム状態が上向いていることもまた間違いない。
(名古屋担当 村本裕太)
2016/09/24 17:27