16日、清水は18日のJ2第32節・水戸戦に向けて非公開練習を行った。
練習後、小林伸二監督は、「今日は体が重かった。疲れが来ているのかもしれない」と表情はすぐれなかった。この日の三保グラウンドは比較的涼しいと感じられる気温。しかし、練習の雰囲気に納得がいかなかったようだ。そこで、「自己管理というか、自己犠牲というか、一番大事なのはグラウンドだということを忘れないで欲しい。勝負弱いところはそういうところ。ラストのところで良いコンディションに持っていくことが必要になる」と選手たちに警鐘を鳴らした。
来週は天皇杯3回戦、そして2位の松本との対戦が控えており、今週はモチベーションのコントロールが難しい時期でもある。
「先を見据えなければいけないということを普段から言っているが、だからこそ今週は目の前のゲームが大事になる」
そう言って、水戸戦の重要性を説いた。清水は今季初の3連勝を達成し、来週の大一番に挑む準備をする。
(清水担当 田中芳樹)
2016/09/16 20:38