J2第31節・千葉戦、岐阜のDF野垣内俊が出場すれば、J2通算200試合出場を達成する。
岐阜一筋、8年目。岐阜の最古参は、一試合一試合の積み重ねであること、一つの通過点であることを前置きした上で、「同じチームで200試合というのはなかなかできないことだし、一人ではできないこと。そこは本当にありがたい」と感謝の言葉をつづった。
多くの選手が入れ替わってきた岐阜にあって、クラブの昔を知り、クラブの歴史を知る選手は少なくなった。「(選手として高みを目指してきた中で)結果論みたいな感じもあるけど、チームの最古参として8年、その中で試合にも出てきたということに対しては、ちょっとだけど誇りに思えます」。岐阜だけで積み上げた200試合という数字は、“バンディエラ”として愛する岐阜サポーターに向けた一つの恩返しになる。
試合当日の11日は30歳の誕生日でもある。大卒の09年に加入して以来、何度もピッチに立ってきた長良川。慣れ親しんだホームで勝利を挙げ、彼のメモリアルゲームに花を添えたい。
(岐阜担当 村本裕太)
2016/09/09 19:53