仙台にとって今季初の連勝が懸かるJ1・1st第12節・大宮戦に向け、大岩一貴が勝利への意気込みを口にした。
今季仙台に加入した大岩は、昨季、前所属の千葉で大宮と対戦した経験があり、「守備が堅くて安定したチーム」と実感している。ここ2試合で仙台は相手を押し込む攻撃的な戦い方で自信をつかんでおり、大岩は「DFとしても、ボールを持てたときには前のポジションの人をフリーにしたり、受けやすいパスを出したりして支えたい」と攻撃のサポートを展望する。
一方の守備では、大宮の攻撃陣は多くの選手の組み合わせが予想されることから、「臨機応変に守りたい。『想定内のことを増やそう』と監督たちスタッフからも話がありますし、どんな状況にも対応できる準備をします」と気を引き締める。昨季千葉でチームメートだったネイツ・ペチュニクについては「人間的にとても良い選手」と振り返りつつ、プレーについては「パワフルで、当たっても簡単には体勢を崩しません」と、その強さを警戒している。
(仙台担当 板垣晴朗)
2016/05/11 16:06