ここ5戦で4得点と好調を維持するムルジャ。首位を堅持するチームの好調は、ムルジャをはじめとした途中出場の選手の活躍、そして出場機会のない選手まで含めた練習の強度の高さが支えている面がある。
「シーズンは長いし、J2はどのチームがどのチームを食うのか分からないリーグ。ほかのチームに足元をすくわれないように、自分たちが自分たちの間で健全な競争をすること、お互いにしのぎを削り合うことは、自分たちを守る意味でも重要だと思う」(ムルジャ)
代表ウイークではレッドスター・ベオグラード時代の元チームメートであるネイツ・ペチュニク(千葉)が得点を決めた。「試合のあとに話をして、『得点おめでとう』と祝福しました。ズベズダ(レッドスター)でもそんなにゴールしていなかったので、驚かされました」と笑ったムルジャ。旧友との切磋琢磨も好影響を与えてくれそうだ。
(大宮担当 片村光博)
2015/06/18 20:42