長年慣れしたんだ大分から今季、北九州に加入した小手川宏基。柱谷幸一監督の期待の表れでもある、“10番”を託された。
「監督からは、自由にやって良いと言われている」と話す様に、途中からの出場となった第1節・富山戦でも、先発した岡山戦でも、10番は自由に中盤でプレーし続け、輝きを放とうとした。
「まだまだですね。もっとボールに絡んで、チームのゴールに繋がる様なプレーを、これからも心掛けたい」。
そう言うと、いつもの明るい表情からは想像出来ない位、厳しい顔つきに変わったが、それも大きな決断をしてやって来た、本人の覚悟の表れだろう。
最後に、大分のサポーターについて尋ねると、恥ずかしそうにしながら「大分から北九州は、そんなに遠くないんで、ぜひ応援に来て下さい!」とのことだった。
(北九州担当 坂本真)
2013/03/13 13:28