写真:北野誠監督(右端)をはじめ、西弘則(右から2人目)、仲間隼斗(右から3人目)など熊本にゆかりのある選手は讃岐に多い
18日、讃岐は「平成28年熊本地震」に対する復興支援募金活動を高松市瓦町駅改札口前にて午前、午後の2回に渡っておこなった。
選手、チームスタッフはもちろん、熊野實社長らも参加し、被災地へ手を差し伸べる義援金を募った。ピッチで戦うときと同じ真剣な眼差しで「熊本の人たちへの募金の協力をお願いします!」と通勤、帰宅で行き交う人たちに対して訴えかけた。
この復興支援募金活動に向けてのアクションは迅速だった。讃岐の直近のホーム開催日は今月29日と約2週間先となるため、「ウチは熊本とつながりが深いチーム。だから早く行動したかった」(北野誠監督)と前節・清水戦の前日にクラブに要請し、急きょこの日の活動が決定。前日の清水でのアウェイ遠征から帰ってきたばかりのメンバーもほぼ全選手がオフ返上で募金活動に加わった。熊本市出身の西弘則は身内や友人らが被災するなど特別な思いを抱く中、「チームとして何かできるアクションをやろう考え、すぐに実現できて良かった。香川県の皆さんが協力してくれたことで熊本の人が少しでも元気になれば」(西)と愛する故郷のために率先してひと肌脱いだ。
この日集まった義援金は28万9,466円。これらは復興支援金としてJリーグを通じて被災地へと送られる。なお19日(17時30分〜18時30分・高松市丸亀町グリーン)にも、選手、スタッフらが義援金募金活動をおこなう予定だ。
(讃岐担当 松本隆志)
2016/04/19 13:47