2月20日の富士ゼロックス・スーパーカップで得点して以来、公式戦8試合得点から遠ざかっている宇佐美貴史。ACLのグループステージ突破に向けて勝ち点3が不可欠となる6日・上海上港戦では、やはりエースの爆発が必要となる。
「流れを自分自身で作り出すためにも必要なのはゴールしかない。いまも自分に自信は持っているが、さらに飛躍するためにも結果を出して、自信につなげたい」と胸の内を明かした。2日のJ1第5節・横浜FM戦(1●2)では精度の高いクロスからアデミウソンのゴールの起点となるなど、攻撃の組み立てで貢献している背番号39だが、より求められるのはゴール前で違いを生み出すこと。「チャンスを味方に供給しながらも、自分でゴール前に入って行って点を取ることが大事」と、上海上港戦ではよりフィニッシュにこだわりたい考えだ。
写真:六川則夫
(G大阪担当 下薗昌記)
2016/04/06 13:40