4日ペトロヴィッチ監督と宇賀神友弥が“一大決戦”に向けて強い意気込みを語った。2人は今日行われるAFCアジアチャンピオンズリーグ、広州恒大戦の前日公式会見に登壇。ペトロヴィッチ監督は「ACLのファイナルだというぐらいの意気込みで臨む。勝利したチームがよりアジアのトップに近づけるゲームであろうと私自身は考えている」と今日の試合が重要性を説いた。
宇賀神も「広州恒大は勝つしか次に進む道はないので相当な気持ちを見せて戦ってくるんじゃないかと思うけど、自分たちもホームの埼玉スタジアムでそれ以上のファイティングスピリットを見せて、全ての面で相手を上回るという強い気持ちを持って戦いたい」とすると、「まだ始まったばかりだけど、今シーズン、アジアで一番おもしろい試合が見られるんじゃないか」とアピールした。
また、この試合には中国から6,000人もの広州恒大サポーターが来ると言われているが、浦和も埼玉スタジアムのチケット窓口で販売される当日券を当日料金ではなく前売り料金で販売することを決めた。ペトロヴィッチ監督は「浦和のサポーターが日本でナンバーワンであることは言うまでもないだろう。われわれは常に、良い時も悪い時もともに戦ってきた仲間だ。その仲間たちが厳しい明日のゲームで必ずチームを後押しするためにスタジアムに駆けつけてくれると思っている」とサポーターの後押しを信じ、宇賀神も「見応えのあるおもしろい試合を一緒に勝利という形でみんなで分かち合いたい」とした。
広州恒大のルイス・フェリペ・スコラーリ監督をして「勝てば続くし、負ければ終わる。負けたチームはバイバイだ」という決戦。浦和はアジア王者の経験もある強豪に対して最高の結果を得られることができるか。
(浦和担当 菊地正典)
2016/04/05 13:58