4日、頼れるベテランが全体練習に合流した。
昨年11月中旬に右大腿二頭筋長頭筋腱断裂という重傷を負い、全治5ヶ月の診断を受けていた磯崎敬太だったが懸命のリハビリの末、全体練習に合流した。本人は「戦術練習のときは人が余るから自分が余りますよ。まだまだです。練習試合もまだ時間制限が出てくると思うし、今日の練習もきつくて(笑)」と謙遜したがけが以来、初の全体練習合流に笑顔を見せていた。「サッカー選手なのでやっぱりサッカーやっているのが1番楽しいです」と長いリハビリを経ての復帰だっただけに表情も明るかった。
リハビリ期間については「けがして、オペして全治5ヶ月と聞いたときは年齢も年齢なのでいろいろと考えましたけどサッカーが続けられるっていうことで(頑張れた)。リハビリも終わってみればあっという間だったかなと思います」と振り返るがやはり、支えてくれた人たちへの思いは強い。サポーターについても「リハビリの時期もサポーターの人たちにはいろいろと声をかけてもらったのでピッチに立つ姿を見せたい」とピッチでの恩返しを誓っていた。
この日のシュート練習でも磯崎からのクロスで得点が生まれるとチーム全体が盛り上がる’’永遠の若手’’というイジられ役は健在。チームの雰囲気を明るくしていた。
(鳥栖担当 杉山文宣)
2016/04/05 13:57