『肺塞栓症、肺高血圧症』の治療で昨季後半戦を棒に振ったダニエル・ロビーニョの完全復活が、いよいよ近づいている。1日の紅白戦では、有田光希に代わり、主力組の2トップの一角としてプレー。2日後に迫るJ2第6節・山形戦は、ロビーニョが今季初めて先発出場を果たす舞台となる可能性が高くなった。
ロビーニョが最後にゴールを決めた公式戦は、昨年5月のJ2第14節・愛媛戦(2●3)。およそ1年前まで遡る。本人が欲しているのも、ゴールの歓喜を久しぶりに味わうこと。「点を取ることが自分の仕事。もちろん、狙っている。病気のブランクを取り戻すためにも、自分のゴールでなんとかチームを勝たせたい」と力を込める。
気になる病気の状態は、「薬は飲み続けているけど、自分としては完治したと思っている」とのこと。続けて、「今後は病気を理由にすることはない」ときっぱり口にし、全開モードのプレーを披露することを誓っている。
(京都担当 川瀬太補)
2016/04/02 00:20