3日に行われるJ2第6節は、千葉との上位対決となるC大阪。昨季とメンバーが大幅に入れ替わった相手だけに、どのような試合になるか、読めない部分もあるが、千葉で警戒すべき選手の一人が船山貴之であることは確か。
昨季、川崎Fでともにプレーした杉本健勇は、「前を向かせたら裏に抜けてくる。起点を作られることは避けたい。しっかりとプレスをかけることが大事」と話す。
また、流通経済大学時代、船山の2年後輩にあたる山村和也も、「当時も一緒に試合に出ていたけど、動き出しがうまい。いまも千葉の攻撃の起点になりつつ、点も取っている。マークをぼかさないようにしたい」と船山について語る。
二人に船山評に共通していたのは、「動き出しのうまさ」。しっかりと彼の動きを捕まえることが、C大阪の勝利には欠かせない。もっとも、前節は杉本も今季初得点を奪っており、今週の練習での表情は明るい。「守備で後ろに引っ張られる時間もあるけど、奪ってから前に出て行くことは意識してやっている」と、2戦連発を目指す。
写真:徳丸篤史
(C大阪担当 小田尚史)
2016/04/02 00:23