(PHOTO:Kazuhisa Akutagawa)
横浜FCのミロシュ・ルス監督が、退院後初めて報道陣の取材を受けた。明治安田J2第3節の千葉戦後に体調不良を訴え、不整脈と狭心症の疑いで検査入院と治療を受けていた。同監督によれば「胸が苦しく、病院に行ったが、まさかそういう病気だと思わなかった」という。持病ではなく、今まで健康診断の結果も問題なかったといい、「病気が早く見つかり、処置して健康になれた。クラブの寛大な配慮に感謝している」と述べた。
病院でも横浜FCの試合をスカパー!オン・デマンドでチェックしていたのはもちろん、「コーチ陣とは密に連絡を取り合い、トレーニングの内容やゲームプランをどうするか綿密に練っていた」という。不在の間、チームが1勝1分で勝ち点4を得たことに、「自分たちの方向性が間違っていないことを選手たちがピッチで証明してくれた」と目を細めたルス監督。27日の日曜からチームの指導に復帰している指揮官は、「これからアウェイ連戦になるが、安定した守備を継続し、チャンスでの精度をしっかり上げていき、2戦とも勝ち点3を取りに行きたい」と意気込んだ。
(横浜FC担当 芥川和久)
2016/03/30 16:02