明治安田J1・1st第7節・鹿島戦を控えた24日、負傷のため離脱していた渡邉千真、高橋祥平も元気な姿を見せ、鹿島戦でのメンバー入りが濃厚だ。
渡邉は「もどかしさはあったけど、復帰した時に貢献できるように」リハビリに励んだことを明かし、「アウェイ鹿島は勝ち点3以上のものを得られる所。大事な試合です」と気合十分に話した。
リーグ1st第4節・広島戦(1-0)の試合中に異変を感じたという渡邉。その後半は、ボールを持たれ、動かされて走らされ、死に物狂いで守って最後に小川慶治朗が決めた今季のリーグ戦初勝利の試合。痛みをこらえて戦った渡邉は「あれで復帰が1週間伸びたかな」と苦笑い。自身初というおよそ3週間の離脱に頭を抱えたが、フォア・ザ・チームへの覚悟の証だろう。
渡邉は「上に行くためには“勝ち切る”ことが大事です」と、ストライカーらしく得点への意気込みを伝えている。
(神戸担当 小野慶太)
2015/04/25 07:00