柏は11月22日の最終節(明治安田J1・2nd第17節・新潟戦/1△1)後から、11日間にわたってオフだった。身体を動かしつつ短い旅行に出る選手、日立台の施設で仲間とボールを蹴っていた選手と、それぞれが様々な過ごし方をしていた。
「バルセロナを2試合見てきました」という、少し羨ましい? オフを過ごしていたのは工藤壮人。11月24日の深夜に日本を経ち、25日のUEFA CL「バルセロナ×ローマ」と29日のリーガエスパニョーラ「バルセロナ×レアル・ソシエダ」を生観戦してきたのだという。
研究熱心な工藤だけに“収穫”は色々とあったようで、ネイマールの予備動作、ラキティッチやセルジ・ロベルトの味方を空ける動きなどに感銘を受けたようだ。「チームのためにどう自分が仕事をしなければいけないかが整理されていることを、生で見てあらためて感じた」と感想を口にしていた。
もちろんスペイン観光も堪能したようで、「俺の勉強につきあわせた感じなので、他のところではしっかりと(妻に)孝行した」と述べていた。
(柏担当 大島和人)
2015/12/09 19:16