求められるのは不断の努力
5日のジェノア戦で出場停止となったDF長友佑都だが、次節のウディネーゼ戦に早速先発に復帰する可能性が高くなった。ジェノア戦で右サイドバックを務めたDFダニーロ・ダンブロージオが2度の警告を喰らい、次節の出場停止が確定したからだ。もとよりDFダビデ・サントンは故障中、DFマルティン・モントーヤは完全に構想外となっている状況から、右サイドバックは事実上長友以外に選択肢がない。もっともロベルト・マンチーニ監督の選手起用は読めないので、まさかのモントーヤ起用という線もあるかもしれないが…。いずれにせよ長友にとっては次節までしっかりコンディションを上げ、いつものように練習を通してアピールすることが重要となる。
そのマンチーニ監督だが、選手やフォーメーションを積極的に入れ替えてもチームが機能することについて、ジェノア戦後の記者会見でこんなことを言っていた。「本当は練習をしている段階で、選手たちはある程度理解しているのではないかと思う。次節の対戦相手を意識するにあたって、おのずと固まるものではあるからだ。ただ、スタメンは最終的に告げることにした。そして選手たちも、全員にチャンスがあるとモチベーションを保ってやってくれている」。それはターンオーバーを駆使して選手の疲労を抑える目的もあるし、またグループ全体の士気を高める目的もある。そしてその仕組みの中で長友は評価を上げたわけだが、不断の努力は今後も求められるというわけだ…
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(BLOGOLA編集部)
2015/12/09 15:47