前節の敗戦でプレーオフ進出の可能性がなくなり、今シーズンも残すは最終節(明治安田J2第42節)の岡山戦のみとなった。選手達もそれぞれに手応えを得る一方、新たな課題も見えた1年になったようだが、2年目の中山雄登は「結果を残すことができず、申し訳ないのと悔しい気持ちが大きい」と話す。
「1年目よりもスルーパスや決定的なパスを出せなかった」と話す中山にとって、17日に行われた日本代表のW杯予選で結果を出した柏木陽介(浦和)のプレーは大いに参考になった様子。
「後半から入って1人で流れを変えたと思うし、裏への1本のパスをかなり狙っていた。自分もああいうパスを狙うのは好きだし、もっと狙っていかないといけないなと思います。短いパス1つにもメッセージがあって、リズムを作るのが上手い。見ているだけで勉強になりました」
広島ユース時代から憧れていた先輩のプレーに刺激を受けたことで、最終節に向けて「しっかりアピールしたい」と話した。
(熊本担当 井芹貴志)
2015/11/18 16:01