MF柏木陽介が“後輩”にリベンジ宣言をした。その“後輩”とは同じ広島ユース出身のルーキー、DF宮原和也(広島)だ。柏木は自身で「(興梠)慎三とも話したけど、俺と慎三が悪すぎた」と話すように、ナビスコカップ準々決勝第1戦・広島戦(0△0)ではミスが目立つなど精彩を欠き、チャンスに絡むことができなかった。
そして第1戦のあとには「宮原くんがガツガツ来ていたから、俺は引きつけて誰かが空けばいいかなと思ってプレーしていたけど、何もせずに終わった」と話していたが、この日(5日)は「宮原くんに『これならできるな』と思わせてしまったかもしれないので、ユースの先輩としてちゃんと力を見せないといけない」と先輩の面目躍如たるプレーを見せるつもりだ。
第1戦と同じ出来では結果を出せないことは自分自身がよく分かっている。「(7日に行われる)第2戦はまず気持ちから。俺ならできるという気持ちで戦いたい」。強気に攻め、宮原も広島も打ち破るつもりだ。
(浦和担当 菊地正典)
2014/09/05 17:15