10月下旬に行われたU-22日本代表との練習試合で左手を骨折し、別メニューが続いていた藤田直之が部分的に練習に復帰した。対人プレーのないシュート練習に参加したが復帰できた喜びのあまり?シュートが練習場を取り囲む防球ネットを越えてしまう場面もあったが雨が降りしきるなか、精力的に体を動かしていた。
「お医者さんからは『倒れたりして手をつかなければいいよ』と言われたんですけどサッカーやっている以上、それは無理なので(笑)急いで復帰するような状況でもないし、天皇杯があるのでそこを目標にします」と今後の展望について語っていた。
その天皇杯は12月26日に準々決勝を迎えるが「せっかくそこまで活動するのにその試合で終わったら嫌ですよね。そこまで活動するなら最後まで勝ち上がりたい」とクラブ初タイトルに意欲も示した。間隔が空くことは負傷明けの藤田にとっては前向きな材料。復帰に向けて藤田が動き出した。
(鳥栖担当 杉山文宣)
2015/11/18 16:08