前節(明治安田J2第36節)、大宮をくだした熊本(3○0)は、14日に天皇杯3回戦で広島と対戦する。広島は小野剛監督以下、縁のある選手が多い。
「初めて対戦するので、どんな感じになるのか分からないけど楽しみ」と話すのは平繁龍一。「週末に広島も大事な試合があるので、たぶん(佐藤)寿人さんは出て来ないと思うけど、FWとしてのこだわりを見せたい」と意気込む。
ユースまで広島で育った中山雄登は「小さい時から夢見ていたチーム。リーグ戦でも気持ちは入るけど、いつも以上にたかぶると思う」。高柳一誠も「ビッグアーチ(Eスタ)でもう一度プレーするのが、ケガをしていた時のモチベーションだった。簡単には言えないいろんな気持ちがあるのは間違いない」と話す。
「意識することで、それがいい方へ出る場合とそうでない場合がある。選手たちがいろんな思いを持っていることは感じているが、平常心で臨むことが大事」と小野監督も語っている。
(熊本担当 井芹貴志)
2015/10/12 19:52