「相当悔しかった」
MF柏木陽介がそう話したのはもちろん、前節の川崎F戦について。リーグ戦10試合、公式戦14試合ぶりの敗戦になったことを「久しぶりに負けるとこんなに悔しいんやなって」と振り返った。
ただ、悔しい思いをしたのはこれだけではなかった。「最近、ほかのチームの選手に『浦和は蹴るようになったね』と言われる。それが悔しい」。ここ数試合、前線の選手にくさびのパスがなかなか入らず、サイドに振る展開が続いているが、「攻め急ぐことで後半は疲れるところもあるし、もっとつなぐことも必要」と提案した。
次節は古巣である広島が相手。「プロになってからは浦和のほうが長くなったわけやし、特別な意識はもうない」と話す柏木だが、4試合ぶりの勝利のために彼の活躍は欠かせない。
(浦和担当 菊地正典)
2014/08/13 19:16