ナビスコカップの決勝後には鹿島が歓喜に浸る様子を見守るしかなかったG大阪。7日に開催される今節(明治安田J1・2nd第16節)の結果次第では、ホーム万博で広島の胴上げを許す結果になりかねない。その状況下にある長谷川健太監督は、「万博での優勝を阻止したいと考えているか」という問いに対して「選手もそう感じていると思う。誰でもそんなものは目の前で見たくないですからね」と選手の奮起を期待した。
そして、万博記念競技場でのホームゲーム開催は今季限りとなる。それだけに宇佐美貴史も「万博も今年が最後。そういう中で(相手に優勝を)決められるのはガンバファンから育って来ている僕としては不愉快なので、そうはさせたくない」。エースであり、そして生粋のガンバサポーターでもある宇佐美らしい言葉で広島の胴上げ阻止を誓った。
(G大阪担当 下薗昌記)
2015/11/06 12:58