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　今節（明治安田J2第40節）の相手・東京Vには中後雅喜がいる。千葉の下部組織出身でトップチームでもプレーをしてきた経験を持つだけに、千葉の選手たちもよく知るプレーヤーだ。特にユース時代のチームメートだった佐藤勇人は一つ上の先輩、岡本昌弘は一つ下の後輩。「サイドチェンジがうまい」と佐藤勇が警戒するように、千葉の中で最も中後の特徴を把握していると言えるだろう。

　その中で中後は鹿島所属時代の07年J1第3節千葉戦（3△3）でJ初ゴールを決めた過去があり、東京Vに移籍してからも千葉を得意としてきた。そんなユース時代の先輩に関して岡本は、「東京Vに移籍してからも（12年J2第35節／2△2　に）点を取られてしまった。なんか千葉戦で活躍するイメージがある」という中後の千葉キラーぶりに驚きを隠せない。「今節だけはやられないようにしないといない」と岡本が話すように、中後に活躍させないことが千葉の勝利に直結すると言えるのかもしれない。