1年での降格が決まって以降、初めて迎えるのが週末の明治安田J1・2nd第16節・清水戦。“J1残留”という最大の目標を果たせなかった中、試合翌日からの3連休を含むこの2週間で、各選手は気持ちを整理し、次の一歩を踏み出す意欲を取り戻したように見える。
「軸にあるのは、チームの勝利だったり、チームが成長するために自分がどうするべきか。自分のためにいいパフォーマンスをどんどん出していかなければいけないというのは、降格が決まったにせよ変わらない」
そう答えたのは中島裕希。チーム内でも打たれ強いメンタリティを持つ選手で、相手の嫌がる仕掛けを何度も繰り返す選手でもある。降格が決まる前と変わらずにいるために必要なことについて、中島は「モチベーションというのは大事になってくるかな。日頃からみんなで盛り上げて、いいものを出していければいいなと思います」と答えている。
(山形担当 佐藤円)
2015/11/04 19:52