システム変更で消えた本田の定位置
MF本田圭佑を取り巻く状況は、試合を追うごとにどんどんと厳しくなっている。
28日(現地時間)に行われた、セリエA第10節・キエーボ戦でミランは1-0で勝利を収めた。本田はこの試合で84分から途中出場。前節のサッスオーロ戦、さらにその前のトリノ戦同様、出場時間10分にも満たないプレーとなった。
クラブの現状を批判する発言をした第7節・ナポリ戦以降、奇しくも本田のプレー時間は極端に減少している。その後、この一件に関しては依然クラブも、関係者も、沈黙を続けている。だが、本田の現状の扱いに関しては、クラブ批判をしたことよりもチームのシステム変更による影響が大きいと思われる。
シニシャ・ミハイロビッチ監督は前回のコラムでも記したとおり、ここに来て今季ここまで採用していた4-3-1-2システムから、4-3-3システムに変更。大きな違いとして挙げられるのが、トップ下のポジションを無くしたところ。その位置は、今季多くの試合で本田が務めてきたポジションでもあった…
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(BLOGOLA編集部)
2015/10/30 11:07