今節(明治安田J2第39節)は札幌と対峙する千葉。第17節(1△1)では終了間際にネイツ・ペチュニクの得点で引き分けに持ち込んだだけに、今節は勝利を収めたいところ。ただ、前回の対戦と違うのは小野伸二が相手のピッチにいるということだろう。
そんな相手の状況に町田也真人は「僕はずっと小野選手に憧れていたので、同じピッチに立てるのならうれしいですね」と小野に対する憧れを口にする。「レッズに入ったころから好きで、当時レッズファンだったというのもあって、ずっと憧れていた」と町田は当時のことを話してくれた。中でも小野が繰り出すスルーパスに目を奪われていたそうで、「小野選手のスルーパスはタッチとかも柔らかくてすごかった」と今でも脳裏にその姿が焼き付いている。
「小学校のときは8番を付けたいと監督に直訴した」というほど、小野を目標にしていた町田也真人。小学校から憧れ続ける偉大なプレーヤーとピッチの上で共演することは今節かなうのか。実現できたのであれば、素晴らしいプレーを見せるしかない。
(千葉担当 松尾祐希)
2015/10/29 20:59