今週末の明治安田J2第17節・千葉戦(6日、フクアリ)を前に、クロアチア人のバルバリッチ監督が、同じく東欧出身のスロベニア代表FWネイツ・ペチュニクの存在を警戒した。
「千葉は質が高く、狭い局面でもパスを動かせるチーム。セットプレーにも良いものがある」としながらも、「それ以上に意識したいのは、クロスに対して合わせてくるペチュニク。ここに質のいいクロスを入れさせないようにしたい」と具体的に相手の長所に目を向けた。
そしてそれに呼応するように札幌の選手たちも「サイドで相手の利き足をしっかりケアしながら、いいボールを入れさせないようにしたい」とサイドでの攻防を制し、今季はまだ黒星がついていない敵地での試合で勝ち点3をつかみ取る。
(札幌担当 斉藤宏則)
2015/06/04 20:26