明治安田J2第38節・大宮戦(2△2)で4試合ぶりの先発復帰を果たした有田光希。精力的なチェイスや囮の動きで体を張り、「監督とも話をして、『一番は守備』ということを頭に入れていた。そこはある程度はできた」と成果を口にする。
だが、リーグ戦では長らく得点から遠ざかっており、サポーターが待ち望んでいるのは有田のゴール。それは本人も重々承知だ。「自分はFWなので、サポーターが期待しているのもゴールという目に見える結果だと思う。守備や体を張ったプレーは、マルさん(石丸清隆監督)とかチームの人が評価してくれる。それは自分の長所として受け止めながら、誰が見ても分かる結果も求めたい」。
リーグ戦で有田が最後に決めた得点は、8月1日第27節・札幌戦(2○0)のペナルティエリア角から叩き込んだゴラッソ。今週末の北九州戦で得点すれば、まる3カ月ぶりとなる。目が覚めるようなゴールをまた見せてくれることを期待しよう。
(京都担当 川瀬太補)
2015/10/29 07:00