仙台は17日に明治安田J1・2nd第14節・清水戦を迎える。前節からの2週間の状況は複雑で、先週は公式戦がなく、今週は14日に天皇杯3回戦・大宮戦(0-0、PK4○3)、17日に清水戦がある。また、仙台が大宮戦から中2日で清水戦に臨むのに対し、天皇杯で敗退した清水は中2週間という状態だ。
渡邉晋監督はこの2戦を、多くの戦力を投入する“総力戦”と位置付けた。その2戦目に向け、指揮官は「アウェイですし、心してかかりたい」と先週の時点から“清水対策”も進めているが、そればかりでなく「想定したゲームプランどおりに行かなくても、足を一歩踏み出すとか、気持ちを前に出すことを忘れないこと」も強調する。
16日の練習では日本代表から帰った六反勇治が好セーブを見せ、U-22韓国代表から戻ったキム・ミンテ(写真右)も元気に山本大貴(同左)のドリブルを追い回し、チームに刺激を与えている。彼らも加え、仙台は“総力戦”の第2ラウンドも勝利を目指す。
(仙台担当 板垣晴朗)
2015/10/16 15:12