片山瑛一はもう3カ月以上もゴールから遠ざかっている。最後のゴールは6月28日に行われた第20節・北九州戦まで遡らなければならない。
「そろそろ決めたいというのが正直なところ。ゴールがないことはけっこう気になっていますし、もうだいぶ前からゴールがほしいと思っているんで、想いはどんどん強くなっています」と、片山はゴールを渇望していることを話した。
もっとも、ゴールを奪えずとも片山はチームに貴重な戦力だ。攻守における背番号19の貢献度の高さは、長澤徹監督が26試合連続で先発から送り出していることからも一目である。片山本人も「チームが勝つことが一番」という姿勢を崩すことなくピッチに立ち続けているが、ストライカーがステップを昇っていくためにはゴールが必要であることもよく分かっている。
「今、壁にぶつかっていると思うんで、突き破っていきたいです」と片山は力強く語り、10日に迎える東京V戦を見据えた。
(岡山担当 寺田弘幸)
2015/10/08 17:54