前節(明治安田J1・2nd第10節/1●3)は広島を相手に先制点を奪ったものの、その後3失点。2ndステージの9試合でいまだ4得点、引き続き得点力アップへの挑戦が続く山形だが、窮地を打開するのは、2試合ぶりに先発復帰する川西翔太かもしれない。
チームとしてチャンスを作りながら得点が増えていない要因を、「噛み合っていない部分もあると思う」と話す。「いいシュートが打てればいいキーパーでも入る」とフィニッシュの精度に磨きをかけるが、「相手おるのに無理に打っても意味ないし、その時に合ったいい選択ができたらと思う」と判断の部分を大事にしている。
前節の先制点はロメロ・フランクとディエゴによるコンビネーション。「そういうのを増やして、さらに新しいバリエーションというのも必要だと思う。そういうところで自分を入れてもらった部分もあるので、そこで新しいバリエーションや新しい形も作れたらなと思う」と攻撃陣としての役割を果たす。
(山形担当 佐藤円)
2015/09/18 18:25